茅刈り初体験
『面白い職人さんがいるよ』
ご縁を繋げてもらい
これは行くしかない!と直感で感じて
ススキが雄大に広がる静岡・朝霧高原へ
まず河口湖を拠点とする茅職人杉嵜さんに
茅刈りの仕方(鎌のコツ)と束ね方を伝授!
この杉嵜さんがまた気さくで面白い方で
一束作ってくださった後、茅を空に掲げて一言
「あぁ~なんて綺麗なんだ」
これぞ職人だ、と
さぁ
実際に作業開始
初めての茅狩り
“鎌で茅を刈るだけ”
見ている分には簡単じゃんと(ごめんなさい)
浅はかな自分のイメージを一瞬で覆らせられ
この作業の途方さを感じた
《作業は単純》
①茅が集まっている場所へ行く
※この時に背丈の高くてピンと伸びた茅を選ぶこと
※持ち運びながら刈ることを考え、集結している場所を選ぶ
②鎌で刈る
※円を描くように、鎌の先端だけを使い刈っていく
※腰は曲げない!(これは農作業や荷運びも一緒!)
※切り口は斜めに!
③刈った茅を担いで移動
→これが意外と大変
最初はテンポ良く刈れても、手元の茅が増えていくと共に刈るのが難しくなる
④予め用意しておいた紐で茅を束ねる
※巻き結び。2箇所結わく結び目は同じ向きで
⑤これで一束完成!
束ねた茅はこんな感じ
茅を約2.5尺(約60cm程)の紐で束ねたものが一束として換算
重さは茅を刈る時期(水分を含んでいる・葉が多く付いているとか)や茅の種類によって異なるよう
ちなみに。これが茅の切り口
茅の中ピンクだった!!
空に伸びる茅の先端に顔や耳が刺さり
足元にある茅の切り口に足やお尻が刺さり
穴や石のトラップに何度もつまずく
体験させてもらったからこそ味わった
身体の代償(笑)
体感はモノを言うな