akooooo’s blog

『生きるを学ぶ』 あゆみ道。

お味噌作りに挑戦

体験するって面白い。

 

あけぼの大豆収穫真っ盛りの中。

古くから伝統的に継承されてきている発酵食品の中の一つ。

お味噌作りを教えていただく機会をいただきました。

 

今回、学ばせていただいた先は

明治元年よりみそ・醤油の製造を始め、150年にわたって醸造業を営んでおられる

五味醤油さん↓

http://yamagomiso.com/

 

個人的に知っている場所であったのですが、なかなかご縁(タイミング)がなく。

今回お味噌作りという機会の中で出会わせていただけたことが

自分にとってはラッキーな出会いでした。

 

五味醤油さんに併設されている

ワークショップスペースKANENTEで実施された

<手前みそ体験>

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KANENTE

とてもシンプルで素敵な空間でした。

 

実際に作業に移る前に、五味さんが私たちに向けて、

五味醤油の歴史・お味噌のこと・またあれこれをとてもわかりやすい形で話して

くださいました。

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改めて聞くと、“なるほど~”と。

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味噌の作り方は、とても可愛らしい歌に合わせて紹介。

この試みもとても素敵なものでした。

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森ゆに-手前みそのうた - YouTube

 

レクチャーを受けた後にいよいよ作業スタート◎

予め、①と②は準備をしてくださっていたので、我々は美味しいとこばかりを体験w笑

ご一緒になった方々とお話をしながらあっという間の1時間半でした。

 

【手前みそ作りの工程】

① 前日に乾燥大豆を洗い、水でふやかす

 

② 翌日、大豆を水からあげて大鍋で煮ていく

 ※圧力鍋で約20分

 ※普通の鍋で3~4時間

  (大豆の煮汁は混ぜ込む時に使うので、捨てないこと!!)

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↑こんな感じで参加者分用意してくださっていました↑

 

③ パラパラにした麹と塩を混ぜる

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④ ある程度混ぜたら潰した大豆を投入

 ※この時点で、煮汁も投入

 

⑤ 麹と大豆をしっかりと混ぜ合わせる

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⑥ 綺麗に混ざったものを、団子状に丸めて樽に投げ入れていく

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⑦ 団子状にして投げ入れ、一段事に隙間がなくなるようげんこつで平らに慣らしていく

 

⑧ すべての量を樽に入れ、上段を平らにしたら上から塩をまぶす

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⑨ 塩をまぶした後、ラップをして中蓋を落として重石を入れ完成

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⑩ 家に帰って、蓋の上に新聞紙を被せて紐で密封

 ※空気を極力抜くことで、みその風味や香り守り、カビの発生を抑える

 

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最後に分かりやすいレシピもくださいました♪

 

 

今回、仕込んだお味噌は4kg分。

解禁されるの約一年後。

 

文章を読んで作り方は目に入っていたものの、

何事も実際に体験してみないと分からないことだらけ。

だからこそ自分の手で体感することに意味がある。

 

五味醤油さん

貴重なひと時をありがとうございました。