お味噌作りに挑戦
体験するって面白い。
あけぼの大豆収穫真っ盛りの中。
古くから伝統的に継承されてきている発酵食品の中の一つ。
お味噌作りを教えていただく機会をいただきました。
今回、学ばせていただいた先は
明治元年よりみそ・醤油の製造を始め、150年にわたって醸造業を営んでおられる
五味醤油さん↓
個人的に知っている場所であったのですが、なかなかご縁(タイミング)がなく。
今回お味噌作りという機会の中で出会わせていただけたことが
自分にとってはラッキーな出会いでした。
五味醤油さんに併設されている
ワークショップスペース『KANENTE』で実施された
<手前みそ体験>
『KANENTE』
とてもシンプルで素敵な空間でした。
実際に作業に移る前に、五味さんが私たちに向けて、
五味醤油の歴史・お味噌のこと・またあれこれをとてもわかりやすい形で話して
くださいました。
改めて聞くと、“なるほど~”と。
味噌の作り方は、とても可愛らしい歌に合わせて紹介。
この試みもとても素敵なものでした。
レクチャーを受けた後にいよいよ作業スタート◎
予め、①と②は準備をしてくださっていたので、我々は美味しいとこばかりを体験w笑
ご一緒になった方々とお話をしながらあっという間の1時間半でした。
【手前みそ作りの工程】
① 前日に乾燥大豆を洗い、水でふやかす
② 翌日、大豆を水からあげて大鍋で煮ていく
※圧力鍋で約20分
※普通の鍋で3~4時間
(大豆の煮汁は混ぜ込む時に使うので、捨てないこと!!)
↑こんな感じで参加者分用意してくださっていました↑
③ パラパラにした麹と塩を混ぜる
④ ある程度混ぜたら潰した大豆を投入
※この時点で、煮汁も投入
⑤ 麹と大豆をしっかりと混ぜ合わせる
⑥ 綺麗に混ざったものを、団子状に丸めて樽に投げ入れていく
⑦ 団子状にして投げ入れ、一段事に隙間がなくなるようげんこつで平らに慣らしていく
⑧ すべての量を樽に入れ、上段を平らにしたら上から塩をまぶす
⑨ 塩をまぶした後、ラップをして中蓋を落として重石を入れ完成
⑩ 家に帰って、蓋の上に新聞紙を被せて紐で密封
※空気を極力抜くことで、みその風味や香り守り、カビの発生を抑える
最後に分かりやすいレシピもくださいました♪
今回、仕込んだお味噌は4kg分。
解禁されるの約一年後。
文章を読んで作り方は目に入っていたものの、
何事も実際に体験してみないと分からないことだらけ。
だからこそ自分の手で体感することに意味がある。
五味醤油さん
貴重なひと時をありがとうございました。