決断する力
穂高岳周辺の山々を目指して感じたこと。
それは決断力の大切さ。
日本第三位の高さを誇る奥穂高。
そしてその近辺には同等。
いやそれ以上に危険な箇所を要する
たくさんの山がそびえ立っている。
一歩間違えれば命の保障はない。
その領域に足を踏み入れるかやめるか。
自分次第だと痛感。
『あなたなら大丈夫よ』
『こわいならばやめておいた方がいいよ』
言葉を交わせばいくらでも情報をもらうことができる。
だけど
情報はあくまで相手の感覚であって。
情報を収集するのも自分だが。
その言葉をどのように活かすのかは
自身の決断でしかない。
だからこそ。
その決断がすごく難しかったし。
凄く慎重になった。
“行けるかもしれない。
けど、何かあったら...”
不安要素が頭を巡ったら辞めておくべきである。
「折角ここまで来たのだから」
この基準は自分の都合だけ。
身体は正直であるからこそ。
辞める勇気(決断)も大切だと感じた山旅。
一人でチャレンジしたからこそ感じた想いであると思う。
まだまだ弱い自分の決断力。
意識していく中で少しずつ鍛えていきたい。